こんにちは、あだらじです。
医療系の仕事に就きたい。
そう考え、診療放射線技師という仕事について知った人もいらっしゃると思います。
どんな仕事にも向き不向きがあります。
実際働くよりも先に、診療放射線技師があなたに向いた仕事であるかを知ってもらいたいと思います。
働き出して自分に合わない…
学費と時間を無駄にした…
など後悔してほしくはありません。
この記事を読むことで、あなた自身が放射線技師に合うか合わないかを知ることができます。
向いている人とは逆の、向いていない人も別記事で紹介しています。
>>【こんな人はやめとけ】放射線技師に向かない人5選
ずっとパソコン作業をしたくない人
診療放射線技師の仕事は、身体の写真を撮ることがメインの仕事(検査)ですが、他にも事務作業があります。
事務作業には、検査したデータを、医師が見落とさないように調整する作業。
検査の記録・他院への紹介書類準備等があります。
そのような事務作業のおかげで、ずっと検査、ずっと事務作業はありません。
お互いの仕事がリフレッシュになり仕事も飽きにくいです。
もちろんパソコンが得意である方が、作業効率も高いですが、パソコンが苦手でも仕事への支障はほどんどありません。
肉体労働を定年まで続けたくない人
同じ医療現場の介護士さんは、患者の身の回りのお世話をしたり、肉体労働がメインの仕事です。
いっぽう診療放射線技師の場合は、検査がメインになるため患者と接する時間は必要最小限で1検査あたり数分程度。検査が終われば患者の身の回りをお世話することはありません。
つまり、ずっと肉体労働という訳ではありません。
肉体労働は若いころなら体力もあるので続けることができますが、正直60歳まで肉体労働は難しいですよね。ましや、平均寿命が伸び続けている現在では、将来の定年が70歳になることだって想定できます。
70歳まで肉体労働はしたくない。そんなあなたにはオススメです。
人との関わりを最小限に抑えたい人
検査がメインの仕事であり、患者と接する時間は、検査の説明が数分程度です。
体が不自由な方であれば、移動の補助が少し必要になることもあります。
私自身気の合う人であれば普通にしゃべれますが、人見知りで接客という仕事を得意としていませんが、短時間と割り切れるため問題ありません。
更に、診療放射線技師が配属される放射線科は独立しており、同じ病院で働く人達とも接する時間が限られてきます。検査に患者と一緒に連れてきてくれる看護師と少し話しをする程度です。
小規模個人病院では、診療放射線技師ひとり勤務体制を採用している病院もありますので、更に人との関わりを最小限に抑えることも可能です。
もっと人と話したい!という方は、技師が複数人在籍している病院・放射線科専属の事務職員が配属されている病院をオススメします。
ほどほどに忙しいくらいで定時に帰りたい人
医療職は昨今の新型コロナウイルスの影響で、終始多忙なイメージを持たれがちです。
実際医療職全般で見るとそうかもしれません。しかし、その中でも診療放射線技師は違います。
診療放射線技師が病院から求められる仕事は、検査をすることです。
その検査をもって、医師が病気を見つけたり、治療方針を決定していきます。治療方針が決まってから、看護師や薬剤師に新たな仕事が発生することもよくあります。
これをふまえると、夕方まで検査のオーダーが入っていると、検査を見る医師・新たな仕事が発生する他の職員が定時に帰ることができません。
つまり診療放射線技師は、他の職業と比べると先に仕事が終わるようになっています。
残業などについて、もう少し詳しく知りたい方は、別記事で紹介しています。
>>【残業したくない人必見】プライベート優先で給料も平均以上貰える仕事|診療放射線技師
医師にも負けないスキルが欲しい人
病院で一番知識量が多く、頼られる職業は、間違いなく医師です。
診療放射線技師はそんな医師にも負けないスキルを持つことができます。
それは、読影スキルです。
この読影スキルはかなり特殊で、医師の中でも整形外科や内科のように、読影専属の医師(放射線科医)が存在します。
その数は全国の病院数8,300に対して、放射線科医は6,587人と不足しており、読影が得意な医師は少ないのが現状です。
出典:厚生労働省・政府統計
もちろん診療放射線技師は検査がメインの仕事なので、読影までこなすのは医師の領域に足を踏み込んでいるように思われます。しかし実際の医療現場では、「あだらじくん、これはどう思う?」と医師から質問を受け、頼られることはよくあります。
読影のスキルを身に付けることができれば、あなたは医師にも負けないスキルを得たことになります。
もっと放射線技師の仕事について知りたい方へ
放射線技師に向いている人を5パターン紹介しました。
あたなは、放射線技師として働くうえで、このような環境でも働けそうでしょうか?
もし、私なら大丈夫かな?と思った方は、もう少し放射線技師について詳しく紹介している記事があります。
放射線技師は検査ばかりする仕事と思われがちですが、実は、医師を除いて唯一ガンを治療することができる仕事です。そのような実際の放射線技師の仕事について、「【検査だけじゃない】現役技師が紹介|診療放射線技師の仕事内容」で紹介していますので、合わせて読んでいただければ幸いです。
向いている人とは逆の、向いていない人も別記事で紹介しています。
>>【こんな人はやめとけ】放射線技師に向かない人5選
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