こんにちは、あだらじです。
せっかく国家試験の問題を解くことができても、マークシート記入ミスをしてしまったら当然不正解。最悪、国家試験不合格に繋がりかねません。
マークシート記入ミスというケアレスミスで、放射線技師人生の1年間を失うことは絶対に避けてほしい。そのために今回は、「記入ミスを防ぐ方法」「見直しをする方法」を分けて紹介していきます。
この記事を読むことで、あなたは、国家試験のマークシート記入ミスの不安を”試験終了後も含めて”払拭することができます。
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マークシート記入ミスを防ぐ方法
この2つのミスを防ぐことが重要になります。
記入ミスを防ぐために、注意すべきポイントと方法を4つ紹介します。
受験番号の記入場所に要注意
国家試験の解案用紙は、必ず「1~5」の選択肢から選びます。
そのため一番左が1という固定概念が定着しがちです。
しかし国家試験の受験番号は「0~9」から選びます。
そのため一番左は【0】から始まります。
※国家試験本番で変更になる可能性もありますので要確認。
国家試験の受験番号を間違わないためにも、マークシート記入する場所は必ず確認するようにしましょう。
後回し問題もとりあえず書く
国家試験の解き方は、1から順番に解く方法だけではなく、計算問題・苦手科目を後回しにして飛ばす方法もあります。設問は後回しにして、解案用紙は詰めて書いてしまうことが、解答欄のズレを誘発してしまう原因のひとつです。
とりあえず後回しにする問題であっても、なんらかの解答を書くようにしましょう。
解き直すことが前提になるため、しっかりマークシートを塗りつぶす必要はありません。あくまで解答欄のズレを防ぐことを目的に書き込みましょう。
例えば、① ② ③ ④ ⑤の書き方でもOKです!
定規でずれを確認
解答欄のズレは、後回し問題だけではありません。
一つ前・後の解答欄に書き込んでしまうことも原因の一つになります。
解案用紙を作ってくれた人も親切で、ピンク色と白色のコントラスト差で解答欄のズレがないように配慮してくれます。
それだけでも十分ですが、自分の力でも解答欄のズレを防ぐために、マークシート記入時には定規を使って塗りつぶす癖をつけておけばよりミスを防ぐ事ができます。
試験中に定規の持ち込みは可能です。三角定規や分度器の機能がついているものは持ち込みができませんので注意してください!またカンニングを疑われないためにも、なるべくシンプルなデザインの定規を選んでくださいね。
筆圧を強くしすぎない
マークシートは機械が読み込んで採点してくれます。
消し忘れはもちろん不正解の対象になりますが、筆圧が強すぎてマークシートがしっかり消せないと、機械は誤って消し忘れと判断する可能性があります。
しっかり塗りつぶしておかないと、読み込まれない不安です。
HBの鉛筆で1往復半塗れていれば機械は十分読み取ってくれます。どうしても不安だという方は2往復までに留めておきましょう。
消し残しから機械の読取ミスを防ぐために筆圧は強くしすぎないように注意しましょう。
見直しは必ず複数の方法で
見直しは必ず複数の方法を使ったダブルチェックをするようにしましょう。
ダブルチェックは複数の手段で
ダブルチェックとは、いわゆるセカンドオピニオンの考え方と同じです。
同じ病院へ2回受診するのではなく、別の病院や診療科に受診することで、別の診断名を受けることもあります。それと同じように、異なった確認方法でマークシート記入ミスがないことを徹底して確認していきましょう。
これより紹介する見直し方法には3つの種類があります。それぞれ”飽きにくい”ことを重要視した見直し方法です。あなたにあった組み合わせを選ぶようにしてください。
どの見直しでも共通して設問に✔を入れるようにしましょう。
設問にダブルチェック【✔✔】を入れておけば、試験問題を持ち帰ることができますので、試験終了後のマークシート記入ミスの不安払拭にも繋がります。
時間差型
時間差型は文字通り、時間を分けてチェックします。
例えば午前中100問を全て解き終えた後にマークシート記入を一通り確認。続けてもう一度確認しようとすると、正直飽きます。
【一回確認したから大丈夫でしょ】そういった考えが頭を少しでもよぎってしまったら、マークシート確認しているフリ(流し見)になってしまいます。
そうならないためにも、一通り確認した後に、悩んだ問題を一度解き直した後に、再度一通りマークシートを確認するようにしましょう。
クロスチェック型
マークシート確認に飽きてしまう原因は、同じ作業を繰り返すこともひとつの原因になります。
このクロスチェック型は、マークシートをタイミングを分けて複数回確認する方法です。
タイミングを組み合わせて、1つの設問を複数回確認できるようにすることで、飽きにくく、ダブルチェックをすることができます。
チェックバック型
クロスチェック型と考え方は似ていて、タイミングではなく見直し方法が根本から違った確認方法です。
国家試験の問題は基本的に「1⇒200」と昇順で解いていきますので、確認も同じく昇順で確認していきますが、チェックバック型はこれを逆の「200⇒1」の降順で確認していくチェック方法です。
まずは一通り昇順で確認したあとに、降順で確認することで、飽きにくく、ダブルチェックすることができます。
オススメのチェック方法
- 解案用紙5問毎に確認。設問に✔を記入
問題を全て解き終えた後に確認すると、記入ズレが原因で、50問以上を修正しなければいけない可能性もあります。修正箇所を最小限に抑えるために解案用紙5問毎に確認し、誤りがなければ設問に✔を記入しましょう。
設問5問毎では、「5の倍数で確認する」とほんの少しですが頭を使ってしまいます。一方解案用紙5問毎では、線が入りますので、その都度確認する癖を付けていれば、頭を使う必要がありません。
- 設問全てを解いた後に確認。設問に✔を記入
解案用紙5問毎にこまかく確認してはいるものの、ダブルチェックを目的に全て問題を解いた後に確認し、誤りがなければ設問に✔を記入しましょう。
まとめ:マークシート記入ミスをゼロに
ケアレスミスをゼロにするための「マークシート記入方法」「マークシート見直し方法」について説明してきました。簡単におさらいしましょう。
【マークシート記入ミスを防ぐ方法】
- 受験番号の記入場所に要注意
- 後回し問題もとりあえず書く
- 定規でずれを確認
- 筆圧を強くしすぎない
【マークシート見直し方法】
- 必ずダブルチェックをすること
- 時間差型
- クロスチェック型
- チェックバック型
- オススメのチェック方法
今まで頑張ってきた全ての受験生が、マークシート記入ミスで国家試験不合格には絶対なってほしくありません。
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この記事が、あなたのマークシート記入に対する不安の払拭に繋がれば、大変うれしい限りです。
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