こんにちは、あだらじです。
放射線技師になるために必要な最初のステップは、指定された学校に入学することです。
今回は指定された学校のうち、私が在学していた専門学校をおすすめする理由を3つに厳選しました。
この記事を読むことで、あなたは、診療放射線技師として働くために必要な最初の知識(学校選択)について更に詳しくなることができます。
あなたの夢を実現できる
いきなりですが質問です
「あなたの夢は何ですか?」
※少し考えた後に読み進めるよう、お願いします。
おそらく
「診療放射線技師になって○○したい」
「○○のために診療放射線技師になりたい」
のように、診療放射線技師になることが夢実現の手段であり、ひとつの目標ではないでしょうか?
当然ですが、国家試験は専門学校・大学どちらであっても同じ条件で試験を受けなければいけません。つまり、進学先で「診療放射線技師になる」ことについては大きな差がありません。
しかし入学時の基礎学力や学年数の差から、どうしても国家試験合格率は異なります。
2020年国家試験の合格率の差を比較してみましょう!
- 大学新卒者:93.7%
(1608人/1717人) - 専門学校新卒者:88.3%
(599人/678人)
入学試験の難易度が比較的低い専門学校でも、しっかり国家試験の合格率を出すことができています。
それって専門学校側が受験に合格できる人だけを選んでから、受験させているんじゃないの?
もちろん調整している学校もあります。
しかし受験の調整している理由を考えたことがありますか?
ぶっちゃけ、一度 国家試験に不合格になった場合の合格率は極めて低く、2018年の既卒者合格率はなんと「10.73%」しかありません。
学校側が学生の将来を考えて下した、苦渋の決断なのです!
学校選択はあくまで診療放射線技師になるための手段でしかありません。
大学に進学して専門学校よりも1年長く勉強したとしても、必ずしも国家試験に受かるわけでもありません。
「大学の入学試験に合格できそうにない」という理由で夢を諦めるのではなく、専門学校という選択肢をとることで、あなたの夢実現の可能性が広がります。
国家試験にコミットしたカリキュラム
大学では4年間という期間があるため、国家試験の域を超えた、幅広い知識や研究をすることができます。つまり放射線技師としての知見を深めることが可能です。
一方、同じ国家試験を合格するために、専門学校では3年間(4年間)で学ばなければいけません。
国家試験の受験科目に特化した勉強がカリキュラムに組み込まれているため、大学のように受講科目を選んだりすることはできません。
これは「効率よく国家試験にコミットして学べる。」ということであり「即戦力を育てるプロ組織」なのです。
先ほど解説した、専門学校と大学の国家試験合格率にもありますように、幅広い知識や研究をしたからといって、必ず国家試験に合格できるわけではありません。
国家試験とは、学校に関係なく、しっかり勉強した学生が合格できる試験なのです。
専門学校のメリットであるコミットしたカリキュラムだからこそ、デメリットもあります。
それは、「授業スピードが速いこと」です。
私が在学していた専門学校では、1コマ授業を欠席してしまうと次回以降の授業についていくことができなくなるため、別途授業料を支払い補習を受けることが義務付けられていました。
また復習するにも毎日の授業速度が速いため、おのずと復習すべき範囲も広くなります。
ぶっちゃけ、結構しんどいです。
しかしそこを乗り越えることで、大学には真似することができない、最大のメリットを得ることができます。
1年早く社会人として勤務できる
大学に真似することができない、最大のメリット。
それは、1年早く社会人として勤務できることです!
※専門学校のなかには4年生制度を取り入れている学校もあります。
専門学校のデメリットである、高い学費についても気になりますよね!
実は1年間早く勤務することで、国立大学と比べると4年間の総支出がほとんど同じになります。
詳しくは「【51校:徹底比較】学費を理由に放射線技師を諦めるな|専門学校~大学」の記事で徹底解説しています。
他にもお金の観点だけではなく、放射線技師スキルを1年早く積み上げることができます。
もちろん在学中や国家試験で勉強した内容を仕事でも活かすことはできます。しかし、実際働くとなると、文字が相手になるのではなく、人間が相手になります。
人間相手の放射線技師スキルは、現場で働いて覚えて、磨くスキルです。
最初の1年が大きな差になることは確実です!
学校選択として専門学校はあり
診療放射線技師になることが夢実現のためのひとつの目標であり、学校選択はあくまで手段のひとつです。
専門学校は3年間という期間にコミットしたカリキュラムで高い合格率を出せる、信頼できる学校です。
目標と手段をしっかり理解したうえで、あなたの夢・目標達成のために、今回の専門学校をおすすめする3つの理由が、学校選択について参考になれば大変嬉しい限りです。
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