こんにちは、あだらじです。
放射線技師国家試験の対策を進めていくときにぶつかる壁、苦手科目の勉強。
勉強しても覚えれない時ってありますよね。
正直に言います。
苦手分野や科目は素直に諦めましょう。
この記事を読むことで、あなたは、苦手分野・科目を諦めても国家試験に受かる術を得ることができます。
参考程度に、最後に私が素直に諦めた科目を紹介しています。
0点科目は1つあっても不合格にはならない
国家試験合格するための条件は、問題の6割点数を取らなければいけません。
国家試験は全部で200問。つまり、120点以上が合格ラインになります。
合格するための条件はもう一つあります。
それは「0点科目が2科目以上ないこと」
逆を言ってしまえば、0点科目は1科目までは許されています。
この考えを使った、苦手分野や科目は素直に諦めるという試験対策になります。
本当に覚えられないところを諦めるべき理由
私の友人で、一度読めば覚える天才型の人がいましたが、そんな人は例外中の例外で、ほとんどの人が何らかの苦手分野がありますよね。
それこそ、理系・文系って言葉があるみたいに苦手科目もあります。
国家試験対策のなかで、苦手分野や科目を諦めるべき理由は、勉強効率の悪さが理由にあります。
どの分野で点数を取ろうとも同じ
先ほど紹介した通り、国家試験の合格条件は2つ
薬剤師の国家試験には、「必須問題を70%以上かつ、各科目を30%以上」のような、各科目毎の点数(足切り基準)が設けられています。
しかし放射線技師の国家試験には、どこにも各科目何点以上という記載はありません。
つまり、苦手分野で点数を稼いでも、得意分野で点数を稼いでも、合格条件を満たしていれば関係ありません。※0点科目が2教科以上はダメです!
薬剤師の国家試験に比べたら、かなり合格基準が優しいですね!
苦手分野を諦める分、得意分野・出題頻度が高い分野を勉強する
ただ苦手分野を諦めるだけでは、合格条件の6割(120点)以上の点数を稼ぐことが難しいです。
それではどこで点数を稼いだほうが良いのでしょうか?
それは、得意分野と出題頻度が高い分野の2つです。
ぶっちゃけ、苦手分野で点数を稼ぐのって、得意分野で点数を稼ぐより大変ですよね。何より勉強が辛いです…
得意分野で効率良く点数を稼ぎ、少なくとも8割以上の点数を確実に取れるように勉強しましょう。
私は計算問題が得意でしたので、国家試験全範囲の計算問題は100%解けるように仕上げていきました!
そして出題頻度が高い分野も勉強する必要があります。
出題頻度が高い分野のうち、得意分野であれば、9割以上、できれば、ほぼ100%解けるように仕上げていきましょう。
もちろん苦手分野の中には、出題頻度が高い分野が含まれる場合もあります。
根性論になってしまい申し訳ないですが、過去問や解説集、友人・先生に教えてもらい、どうにか覚えるようにしましょう。
苦手分野すべてを覚えろ!という訳ではありません。
苦手分野で最低限ココだけは覚える!とポジティブに考えて、確実に点数を稼げるように仕上げていきましょう。(それでも本当に覚えることが辛い時には、素直に諦めても大丈夫です!)
得意分野・科目 | 苦手分野・科目 | |
出題頻度(高) | 9割以上 | 5割は欲しい |
出題頻度(低) | 8割以上 | 諦めを視野に |
「苦手分野を諦めて終わり」はダメです!
あなたの苦手分野・科目を諦めるために、得意分野・科目でしっかり点数を稼ぎましょう!
確実に解答できる問題が100問を超えない時に勉強する
私の持論ですが、「国家試験合格圏内は確実に解答できる問題が100問あること」が条件になります。つまり、確実に解答できる問題が100問あれば、ある程度は諦めても合格圏内に入ることができるのです。
その持論の根拠は何?
「【勘違い】国家試験模試は点数が取れない?重要ではありません|放射線技師」で解説しています!
苦手分野を諦めるために、まずは得意分野と出題頻度が高い分野を徹底的に勉強して、確実に回答できる問題100問を目指しましょう。
しかしそれだけでは国家試験合格には届かないこともあります。
合格条件を満たすために、いずれ苦手分野も勉強する時がきます。
そこで最終的に使う勉強方法が、国家試験の過去問丸暗記です。
ぶっちゃけ、過去問丸暗記では、確実に解答できるまでの知識を身につけることができません。
むしろ過去問丸暗記はリスクも伴います。詳しくは「【国家試験対策】過去問の丸暗記待った!勉強方法を紹介」で解説しています。
しかし、苦手分野・科目を完全解答するためには、あまりにも勉強効率が悪いため、愚策にはなりますが国家試験丸暗記という手を使う必要があります。
あだらじの試験対策
画像工学(5問)全てを素直に諦めました。
理由は、勉強時間に対する獲得できる点数が少ないためです。
5問という少ない問題数に対して、参考書が200ページ前後。5点を取るにしては範囲が膨大過ぎて非効率ですよね。
ぶっちゃけ、この科目の勉強するモチベーションがありませんでした…
時間に余裕もあったことから、過去問とその解説集のみを覚える試験対策をしていました。参考書は素直に諦めて、一切読まず勉強していません。
今回紹介したように、不得意分野(私でいう画像工学)を諦めるために、得意分野である計算問題や、出題頻度の高い問題を確実に正解できるように知識を蓄えていきました。
私の持論にはなりますが「国家試験合格圏内は確実に解答できる問題が100問あること」を目指して、効率良く点数を稼げるよう勉強していきましょう。
ただ、諦めて終わり!は間違いですので、ご注意を。
今回の記事が、国家試験対策の苦手分野に悩んでいるあなたの参考になれば、大変うれしい限りです。
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