【現役管理者推奨】履歴書の選び方|放射線技師の就活で差をつける

こんにちは、あだらじです。

就職活動をするときに、履歴書を送付もしくは持参します。
履歴書一枚で雇用側へ「良い印象」「悪い印象」を与えてしまう可能性があります。

例えば、履歴書の記入欄に特に書くことがないと余白になってしまい「何をしてきた人なのかな?」と悪い印象を与えかねません。余白を減らしつつ、良い印象を持ってもらうためにも、現役管理者視点であなたに合った履歴書を紹介します。

この記事を読むことで、あなたは、悪い印象を与えない履歴書を選ぶことができます。

履歴書を選ぶ順番

  • Step1
    指定の履歴書の有無を確認

    就職先によっては指定の履歴書(独自の履歴書・JIS規格の履歴書)を提出するようにという場合もありますので、まずは確認するようにしましょう。

  • Step2
    手書き・印刷の種類を確認

    手書きの履歴書と印刷の履歴書にどちらで提出すれば良いか、まずは就職希望先に問い合わせることを強く推奨します。

  • Step3
    自分に合った履歴書を探す

    今回紹介するあなたの立場に合った履歴書を選びましょう。

履歴書:手書きor印刷

履歴書を選ぶときに、手書きの履歴書と印刷の履歴書に大きく分けられます。どちらを選んでも賛否両論あります。そのため、まずは就職希望先に問い合わせることを強く推奨します。

どちらでも良い。問い合わせるのは面倒だな。そのような場合には、手書きの履歴書をおすすめします。

手書きの履歴書をおすすめする理由は、医療のIT化は他と比べると遅いからです。

ちょっと聞きなれない話になりますが、病院の医療機器やパソコンも含め、薬事登録というものが必要になります。その薬事登録には数年単位で時間を要することもあります。数年単位という期間が、医療のIT化が遅い原因になり、IT化が遅いからこそ、未だ手書きの履歴書が好まれる傾向にあります。

私は印刷の履歴書の方が読みやすく良いのですが、当院でも未だ手書きの履歴書を採用しています。

手書きの履歴書

履歴書の選び方は、あなたがどの立場なのかで変わってきます。ここでは、JIS規格と3つの立場に分けて紹介します。

※パソコンやスマホを使って印刷する履歴書の場合にも、この考え方は同じになります。

JIS規格

JIS規格とは、日本の産業製品に関する規格や測定法などが定められた日本の国家規格のことです。つまり標準化されたものになります。
もしJIS規格と指定がある場合には、ちゃんとJIS規格の履歴書を選ぶようにしましょう。標準化されたものになるため、どれを選んでも問題ありません。

紹介するJIS規格の履歴書は、どの立場の人であっても使える書類が一式そろっている履歴書になります。

新卒者向け

新卒者は、国家試験受験していない状況から就職活動をする人が大多数になります。そのためキャリアもほぼないので、職歴などを書く欄は基本的に不要です。
職歴の部分が少なく、自己PRをしっかり記入することができる履歴書を選ぶことがポイントになります。

自己PRで記入しておきたい内容
  • 国家試験に合格できるのか
    雇用側の気持ちは、国家試験にちゃんと合格できるかも重要なポイントになります。模試の点数を書くことで、安心感を与えることができますので、自己PRに記入しましょう。大学生はGPAを書くことで、模試の点数とは別の視点からあなたを評価することができます。
  • 放射線技師に対する熱量
    特に社会人・大学生から放射線技師学校へ入学した人は、なぜ放射線技師を選んだのかを自己PRに記入することで、放射線技師に対する熱意を確認することができます。
  • 人柄が読める趣味・特技
    キャリアがほとんど無い状況で、国家試験にも受かりそうな人が複数人残った場合には、あとは人柄になります。どういった人と一緒に働きたいかを雇用側も選ぶ権利がありますので、趣味や特技といった内容も記入するようにしましょう。

紹介する履歴書は、見開き右半分が自己PRの履歴書になっているので、しっかり記入することができます。

転職者向け:正社員

転職組に伺いたい内容・期待したい内容は大きく分けて3つ。

  • 即戦力になり得るのか
  • どの医療機関で働いていたのか
  • なぜ転職することになったのか

職務経歴書がある、もしくは職務履歴を記入する欄が多い履歴書を選ぶようにしましょう。一般職員であっても業務内容を記入し、いかに即戦力になり得るのかをアピールすることがポイントになります。

紹介する履歴書には、趣味や特技の記入欄がなく、職務経歴書がついているタイプになります。

転職者向け:パート/アルバイト

パートもしくはアルバイトの方に伺いたい内容は大きく分けて2つ。

  • いつなら働けるのか
  • 即戦力になり得るのか

一番重要なのは、いつ勤務できるか・できないのかを明確にすることです。そのため、希望曜日や時間が記入できる履歴書を選ぶようにしましょう。

紹介する履歴書には、希望曜日や時間が記入できるようになっています。

印刷の履歴書

スマホやパソコンを使って履歴書を印刷することが許される場合には、ExcelやWordのテンプレを駆使して作成することも良いですが、Web上で簡単に作成することができます。

紹介するWebサイトは「yagish(ヤギッシュ)」です。
こちらのサイトは、無料で使えるだけではなく、セブンイレブン・ローソン・ファミリーマートなどのコンビニでも印刷できるので、プリンターを持っていない方でも準備をすることができます。

そして嬉しい「JIS規格・新卒者向け・転職者向け・パート向け・アルバイト向け」とそれぞれ分けて作ることができます。

サイトの利用は無料ですが、コンビニ印刷は有料になるのでご注意を。

印刷する場合には、普通の紙では破れやすいなどもありますので、履歴書用の紙で印刷することをおすすめします。

履歴書印刷専用紙(A4)

まとめ:履歴書はあなたに合ったものを選ぶ

履歴書とは就職先に自分を知ってもらうための書類、つまり自分の分身となるものです。しっかり自分にあった履歴書を選ぶようにしましょう。

  • Step1
    指定の履歴書の有無を確認

  • Step2
    手書き・印刷の種類を確認

  • Step3
    自分に合った履歴書を探す

Step1・2で就職先へ確認した後に、あなたの立場に合った履歴書を選択するようにしましょう。

あなたの就職活動の履歴書選びに参考になりましたら嬉しい限りです。

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